chata 明るい! キャリアアップ日記
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ターニングポイント構築計画 [再建編]
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(1998年4月下旬)
「情報処理技術者試験」で失敗した私はもう一度、何がしたいのか、何ができるのか、取り巻く環境はどうなっているのか・・・
と、いろいろ考えた。もちろん最初から筋道立てて考えられなかったが、その結果、体系立てると次のようになった(過去のことだから言えるが、この時はこんな風には考えられなかった。全然)。

  1. 業界動向予測

    まず、具体的に何 (どんな仕事) を目ざしていくのか再度はっきりさせなければならない。。。

    しかし勉強不足で業界動向や職種や職種内容がよくわかっていなかった。あまりにも勉強不足で、すっかり「会社」のぬるま湯につかってしまっていた。
    業界動向といっても何か本を読んだからといってすぐに理解できるものではない。ある程度時間をかけて見続け、自分なりに分析していかなければならない。分析といっても大したことはできないので、結局は自分なりの予測を立てるだけなんだが。。。

    結局この時点ではわかならなかった。

  2. 自分の目標

    私の夢や目標は社会人になる時から変わっていなかった。
    しかしこの時の私のスキルでは、自分の夢への可能性/チャンスに疑問を持たざるを得ない状態だった。

    例えば、旅行に行く場合、飛行機で行くのか、新幹線で行くのか、車で行くのか。車で行く場合、国道を使うのか、高速道路で行くのかを考える。それにより目的地に到着する時間も異なるし、見て回るものが異なれば経験も異なる。

    私の目標(目的地)と目標達成のための経路(乗り物や道)を考える。
    もちろん、目的地に到着してから楽しむことも大切だ。

    再度、夢へ挑戦するために、「夢の実現の可能性を高くするための道順はどうしたらいいのか、その道のりはどうしたらいいのか」を考えた。
    大まかにその道順を書くと、

    1. 入社4年目中に一定のスキルを身につける (MSCEを取得する)
    2. 同時に自分のやりたいことを明確にして会社にその希望を伝える
    3. 自分の希望通りに進められなくとも、仕事では確実に実績を上げる
    4. 入社5年目の待遇について満足できない場合は転職を検討する
    となった。

  3. 自分のスキルチェック

    さて、目標とそこに至るまでの道順も決まった。
    「では、例えば新幹線に乗って一気に途中の経由地に行けるだけのお金(= スキル)があるのか」と考えると「足りない !」

    実際に仕事をするにはそれなりのスキルがなければ任せられないし、任せられても達成することはできない。それにはそれなりのスキルと経験が必要だ。
    そこで具体的に必要なスキルの目標を決めたのだった。

    ここで本当に反省したのだが、特に入社3年目(1997年)の仕事は会社のために一生懸命にやった。しかしそれだけではダメなのだ。自らのスキルアップにも取り組んでおかなければならないのだ。
    結局自分を守れるのは自分だけ。会社がどうにかしてくれるわけではないのだ。

  4. 足りないスキルの補充

    足りないスキルの補充は、先ほどもチラっと書いたけど、MCSEの取得が適当だろうと思った。

    理由は、

    • 目標が明確である
      言うまでもなく、「合格 == 目標達成」。
    • スキルが数値化されている
      「スキルがあります」と言っても、それは言う方も聞く方も人によりまちまち。
      誰もが同じモノサシで計れるものは資格がBEST。
    • レベルが高い
      MCSEを取得するには6科目の試験に合格しなければならない。
      それだけに持っている人が少なく、重宝されると思った。
      実際にこの時、MCSEは日本で約4000人しかいなかった。東証一部上場企業は約1300社なので、平均すると1社あたり約3人しかいない。もちろんそれ以外の企業の方が多いのだから、そう考えるとその少なさがわかる。
    • 興味がある
      これは結構重要。一番重要。
      「好きこそ物の上手なれ」と言われるように、興味があることや好きなことは上達が早いし、やっていて苦じゃないからね。

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