いづれも、マイクロソフト認定の資格制度で全世界で通用します(マイクロソフトが存続する限りですが)。
以前は資格に有効期限がありましたが、有効期限は撤廃されました。
コンピュータを使った試験であるため、合否結果は試験終了直後(およそ5秒以内)にわかります。
難易度の高い試験ですが、それだけに価値があるといえます。
以下に、MCP、MCP+Internet、MCSEの3つについて簡単に説明します。
その他に、MCSE+Internet、MCSD、MCDBAなどもあります。
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MCP とは、
MCP取得者はマイクロソフト製品の認定技術者として認められます。
MCPを取得するためには、数10種類ある一連の試験の内、1つでも合格すればMCP資格を取得できます(ただし、70-058 Networking Essentialsは除きます)。
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MCP+Internet とは、
MCSEへの途中段階で取得できます。MCPに加え、[70-067 : NT Server 4.0]、[70-059 : TCP/IP on Win NT 4.0]、[70-087 : IIS 4.0] の3科目に合格する必要があります。
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MCSE (Microsoft Certified Systems Engineer) マクロソフト認定システムエンジニア とは、
MCSE取得者はMicrosoft Windows NT と BackOfficeファミリーで構築されたシステムの設計/保守/サポートを行うシステムエンジニアとして認められます。
MCSEを取得するためには、数10種類ある一連の試験の内、6科目(必須試験4科目と選択試験2科目)合格する必要があります。
中でも難易度の非常に高い資格です。
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参考までに、Microsoftでは公式に公開していない情報ですが、特別にいくつかのデータを公表しましょう。
ちなみにこの情報は、Microsoftのカンファレンスで得たものです。
[ MCP取得後、昇進しましたか? ] | [ MCP取得後、昇給しましたか? ] |
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| (YESの内、21%が15%以上昇給アップしたと回答) |
[ MCP人口の累計 (1999/6現在) ]
資格種類 | 全世界 (人) | 日本国 (人) |
MCP | 324,270 | (45000) |
MCSE | 126,460 | (6000) |
MCSD | 19,180 | (1000) |
MCP+I | 63,530 | (1500) |
MCSE+I | 3,830 | (160) |
MCP+SB | 150 | (2) |
MCT | 18,170 | (700) |
※(2001年3月現在) 全世界:MCP数=約135万人、MCSE数=約42万人。日本:MCP数=9.6万人、MCSE数=約1.1万人。