chata MCP (Microsoft Certified Professional)
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教材(パソコン/書籍)
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「さぁ、MCPの試験勉強を始めよう! だけどどうやって勉強すればいいの?」「どの参考書がいいの?」そんな疑問に答えます。

  1. はじめに
  2. 製品を操作できる環境
  3. ネットワーク環境
  4. 参考書(書籍)


下の図中のパソコンをクリックすると、それぞれのスペックが表示されます。

2nd Machine 1st Machine

[はじめに]

私はMCSE取得のために以下のポリシーを持って取り組みました。
  1. 短期間(1ヶ月1科目合格)で取得する
  2. 低コストで成果を上げる
  3. 単なる資格取得ではなく、製品を理解し使えるようになることが目的
ですので、ここではそのポリシーが基礎となっています。

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[製品を操作できる環境]

まずは製品を実際に触れる環境が必要です。しかも単に操作するだけではなくアレコレ設定変更もするので、時には再インストールしなければならなくなる場合もあります。
会社で使っているマシンで勉強するのもいいですが、そういうことを考えるとあまりお薦めではありません。アプリケーションはほとんどインストールされていない、フォーマットして再インストールしても大丈夫ということであればいいですが、そうじゃない場合は、レジストリファイル(*.dat)やイニシャライズファイル(*.ini)の
バックアップをとっておくといいと思います。正常に動作しなくなってしまったら、それらのファイルを復元に使います。

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[ネットワーク環境]

次が多くの人にもっとも困難な事の1つだと思いますが、「ネットワークの環境にする」ことです。お金のある方はそれほど問題はないと思いますが、できるだけ経済的に済ませたい場合は会社のマシンと自分のマシンを接続するとか、ほこりをかぶっている友達のマシンをしばらく借りるなど工夫が必要だと思います。
私の場合は、元々Intel Pentium 133MHz を搭載した自作PC/AT互換機があり、ちょうどタイミングよく私の友達から格安でCereron Pentium II 266MHz と 440LX マザーを譲ってもらいましたので比較的お金をかけずに準備することができました。
ネットワークカードはISAのカードであれば結構安い値段で売っています。しかし、ISAバス搭載マザーはなくなっていくでしょうし、ネットワークは100BASE-TXに以降していっていますので、今後のことも考えれば10BASE-T/100BASE-TX対応のPCIカードがよかったので秋葉原を巡り歩いて\3,000以内のものを購入しました。
HUB(100BASE-TX対応)も安くはありませんので、\500くらいのCategory5クロスケーブルを1本購入し、それで済ませました。
ディスプレイは切り替えスイッチを使って2台のマシンで共有しています。これもやはり秋葉原を探し回って\1,400くらいの切り替えスイッチ、\500くらいのディスプレイケーブルを2本購入しました(あまりの安さにちゃんと使えるのか少し不安でしたが...)。


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[参考書(書籍)]

私が実際に試験勉強で使用した参考書を中心に、ご紹介します。 各試験科目で私が使用した参考書については、MCP 各科目別体験談をご覧ください。

書籍名Microsoft Windows NT 4.0 トレーニングキット
出版社アスキー出版局
価 格\19,800
出版社URLhttp://www.ascii.co.jp/pb/msp/aboutmsp/mcp.htm
対応資格70-067J Implementing and Supporting NT(TM) Server 4.0
MCSE取得に向けての絶対必要条件は、NT Serverを押さえることです。
これから勉強しようという方にとって、NT Serverの基礎を習得するために最も適しているでしょう。

なかなか詳しい内容となっていますので、資格取得後も時々使っています。

NT Serverはすべてにおける基本です。トレーニングキットの内容を理解すれば、[70-67 NT Server 4.0]、[70-59 TCP/IP on NT]、[70-68 NT Server in the Enterprise]、[70-87 IIS 4.0]の基礎を習得したことになります。MCSE取得のため6科目中の4科目を押さえた事になるわけです。ただし、あくまで基礎を押さえただけであり、[70-67 NT Server 4.0]に合格する事は難しいです。
[70-67 NT Server 4.0]に合格するためには、トレーニングキットに付属のCD-ROMの中にMCPの模擬試験があるので必ずやっておくことが大切です。
また、ほとんどのMCP試験に共通していると思われる事は、製品に付属しているヘルプからの出題が多いことです。[70-67 NT Server4.0]でもOSに添付されている「オンラインブック」([スタート]メニュー - [プログラム] - [オンラインブック]から実行可能)から出題されていましたので、これも必ず全部目を通しておくことです。

実は、私はトレーニングキットをすべて読み終えるのに約3ヶ月くらいかかってしまいました。途中、全然勉強しなかった時期があるためです。
このトレーニングキットには実習が盛り込まれており、ただ読むだけではなく、実際に操作しながら進めますので、結構時間がかかります。本当に理解するためには操作することが大切なのですが、根気も必要です。

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書籍名MCSE教科書 TCP/IP
出版社翔泳社
価 格\3,800
出版社URLhttp://www.shoeisha.co.jp/pc/index/mokuroku/mframe.htm
対応資格70-059J Intertnetworking with Microsoft(R) TCP/IP on Microsoft(R) Windows(R)NT 4.0
この本の魅力は、価格が安いことと、要点がまとめられた説明適当な問題があることです。
NT Serverの基本を理解していれば、これ以上詳しく書かれた本は必要ないでしょう。この本の内容を十分理解できれば合格は間違いないと思います。
全部で本文は400ページ位あり、ボリュームはあるように思えたのですが、結構スイスイと読み進めることができました。ほとんど通勤の電車の中だけでしたが、約2週間位で読み終えました。

そもそも、この前に前述の「Microsoft Windows NT 4.0 トレーニングキット」でNT Serverの操作のポイントは押さえていましたので楽でした。

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書籍名MCSE教科書 IIS4.0
出版社翔泳社
価 格\3,800
出版社URLhttp://www.shoeisha.co.jp/pc/index/mokuroku/mframe.htm
対応資格70-087J Implementing and Supporting Microsoft(R) Internet Information Server 4.0
この本はIIS4.0の日本語版の試験が始まる前に出版されたせいか、私が受験したときの試験問題とは結構異なっていました。英語の試験を元に作成してあるのでしょうか。
この本はセキュリティのことが多く盛り込まれていますので、その辺を勉強したいのであれば有用だと思います。

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書籍名MCPテストサクセスシリーズ「直前必修問題集」
Windows NT Server 4.0 in the Enterprise
出版社IDGコミュニケーションズ
価 格\2,857
出版社URLhttp://www.idg.co.jp/mcp/test_success/index.html
対応資格70-068J Implementing and Supporting Microsoft(R) Windows(R)NT Srever 4.0 in the Enterprise
NT Serverの基礎を理解したら、確認の意味でできるだけ多くの問題を解いた方がいいでしょう。
この本はそういった確認に非常に打ってつけです。本当に嫌になるくらいたくさんの問題があります。
また、問題数が多いだけにその中に必ず自分の弱点を見つけることができます。
注意すべきは、ほんとうに要点だけの説明しかなく、詳しい説明はほとんどありません。問題に対する解説もそれほど充実していません。ですので、他の本と併用して勉強することが必要です。

私は、この本の問題をひたすら繰り返し解きました。理解不足だったところは、前述の「Microsoft Windows NT 4.0 トレーニングキット」を読み返しながら進めました。

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書籍名Windows 95 ネットワーク入門
出版社オーム社開発局
価 格\2,500
出版社URL調査中
対応資格70-064J Implementing and Supporting Windows(R)95
クライアントから見た、ネットワークの基礎がバッチリ学べます。
「ネットワークなんて難しそう」などと思っている方にはちょうどいいと思います。ネットワークのプロパティの、各モジュールのプロパティの、さらに各設定項目まで大変詳しく説明してあります。
Windows 98 の試験は受験したことがないのでわかりませんが、もし、ネットワークについての問題が多いのであれば、この本は非常に有効だと思います。

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書籍名MCPセルフスタディシリーズ
出版社IDGコミュニケーションズ
価 格\9,500くらい??
出版社URLhttp://www.idg.co.jp/mcp/self_study/index.html
対応資格いろいろ
それぞれの試験に対応して、何種類かあります。
使ったことはないのでよくわかりません。

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書籍名MCP/MCSE攻略ハンドブック
出版社リックテレコム
価 格\2,000〜\3,500くらい
出版社URLhttp://www.ric.co.jp/book/ms.html
対応資格いろいろ
それぞれの試験に対応して、何種類かあります。
使ったことはないのでよくわかりません。

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バックアップ方法 (Windows 9x)
  1. *.datファイル、*.iniファイルのある場所を確認します。
    ほとんどが、Windowsディレクトリ内にあります。
  2. 1つ1つのファイルを右クリックしてプロパティを表示させます。
    属性が 隠しファイル になっているファイル名をメモしておきます(通常は *.datファイル)。
  3. MS-DOSモードで再起動します。
  4. copyコマンドを使い、1.で確認したファイルをFDにコピーします。
    (例)
    c:\windows>copy *.ini a:\windows
  5. attribコマンドを使い、2.で確認した隠しファイルの属性を変更してから同じくFDにコピーします(ファイルのコピー後は属性を元に戻しておきましょう)。
    (例)
    c:\windows>attrib -h user.dat
    c:\windows>copy user.dat a:\windows
    c:\windows>attrib +h user.dat
※それぞれのファイルがどこのディレクトリにあったのかを必ずわかるようにしておきましょう。

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復元方法 (Windows 9x)

  1. MS-DOSモードで起動します。
  2. HDD内にある、読み取り専用、隠し属性、システムファイルの *.dat、*.iniファイルの属性を変更します。
    (例)
    c:\windows>attrib -r -h -s user.dat
  3. FDにバックアップした全ファイルをHDDに上書きコピーします。
    この時、HDDの元々あった同じ場所にコピーしてください。
  4. 2.で変更した属性を元に戻します。
    (例)
    c:\windows>attrib +r +h +s user.dat
  5. さぁ、Windowsが起動するか。再起動してみましょう。
これで正常に起動/動作しない場合は、Windowsを再インストールしてみてください。
それでも回復できない場合は再度、上記の復元を試みてください。
それでも回復できない場合は、あきらめるしかないでしょう。HDDをフォーマットして再インストールした方が早いと思います。
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