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MCP (Microsoft Certified Professional) [解説]
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信頼関係
ドメイン間の信頼関係は絶対に理解しておかなければならない。でも簡単。
まずは言葉を覚えることから始まる。「信頼する」と「信頼される」の2語だ。
- 「信頼する」のは、資源のあるドメイン。
- 「信頼される」のは、資源を利用するユーザーアカウントのあるドメイン。
次に図の見方を覚えよう。下図について説明します。
- a) [一方向の信頼関係] ドメインAはドメインBを信頼している (ドメインBはドメインAに信頼されている)。
- b) [双方向の信頼関係] ドメインBとドメインCはお互いに信頼している。
- c) [一方向の信頼関係] ドメインAはドメインCを信頼している (ドメインCはドメインAに信頼されている)。
次にどういった場合に信頼関係を設定するのか。
それは、他のドメインに利用したい資源がある場合や、他のドメインに利用させたい資源がある場合にお互いのドメインで信頼関係を設定する。
具体例を次に示す。
- 上図で、a)とc)の信頼関係は、
- (例) ドメインAに共有プリンタがあり、ドメインBとドメインCのユーザーがそのプリンタを使いたい場合。
- 上図で、b)の信頼関係は、
- (例) ドメインBに顧客データベースがあり、ドメインCのユーザーがその顧客データベースにアクセスしたい。
それと、ドメインCに共有フォルダがあり、ドメインBのユーザーがその共有フォルダにアクセスしたい場合。
簡単だよね。
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